フィギュアワリエワ側“ドーピングデザートに薬が混入”主張 - Easy News

おととしの北京ぺきんオリンピックで発覚はっかくした過去かこの大会たいかいでのドーピング違反いはんで4年間ねんかんの資格しかく停止ていし処分しょぶんなどを受うけた、フィギュアスケート女子じょしのカミラ・ワリエワ選手せんしゅについて、CAS＝スポーツ仲裁ちゅうさい裁判所さいばんしょは、ワリエワ選手せんしゅ側がわが、心臓しんぞう病びょうの祖父そふがイチゴのデザートを用意よういした際さいに服用ふくようしていた薬くすりが誤あやまって混入こんにゅうしたと主張しゅちょうしたことを明あきらかにしました。

ロシア出身しゅっしんのワリエワ選手せんしゅは、おととし冬ふゆの北京ぺきんオリンピックにロシアオリンピック委員いいん会かいのメンバーとして出場しゅつじょうしましたが、その期間きかん中ちゅうに、2021年ねん12月つきに行おこなわれたロシア選手権せんしゅけんのドーピング検査けんさで禁止きんし薬物やくぶつ「トリメタジジン」の陽性ようせい反応はんのうが出でていたことが発覚はっかくしました。

このドーピング違反いはんについて、CASは先月せんげつ、ワリエワ選手せんしゅに2021年ねん12月つきからの4年間ねんかんの資格しかく停止ていし処分しょぶんとその間そのかんのすべての成績せいせきを取り消とりけす裁定さいていを下くだしましたが、7日にち、その理由りゆうの詳細しょうさいを公表こうひょうしました。

それによりますと、ワリエワ選手せんしゅ側がわは心臓しんぞう病びょうを患わずらう祖父そふがイチゴのデザートを用意よういした際さいに誤あやまって薬くすりの錠剤じょうざいを落おとしたか、錠剤じょうざいを粉砕ふんさいするために使用しようしていたまな板まないたで調理ちょうりされたため、その残留ざんりゅう物ぶつがデザートを通をとおしてワリエワ選手せんしゅの体内たいないに入はいったと主張しゅちょうしたということです。